5.美肌と洗顔・パート4(番外編)
前回までで「美肌のための洗顔法」をみなさんにお教えしました。
今日はその番外編です。
ちょっと難しいのでしっかり付いて来てくださいね(笑)
クレンジング料や洗顔料には、
水と油をなじませて汚れを落とす界面活性剤が配合されています。
界面活性剤とは何ぞや?という感じですよね(´^ω^`)
界面とは、つまりは表面のことです。
界面は、2つの性質の異なる物質の境界面のことです。
2つの混じり合わない物質の間には、必ず界面が存在します。
例えば、わかりやすいのが「水と空気の界面」
「水」という物質と「空気」という混合物質の間には境界面があります。
イメージできましたか?
界面活性剤とは、このような界面に働いて、
界面の性質を変える物質のことを言います。
界面活性剤の分子は特徴的な形をしています。
1つの分子の中に、水になじみやすい部分と水になじみにくい部分があるのです。
難しい言葉で言うと「親水基」と「疎水基」があるわけです。
水と親しいのが水になじみやすい「親水基」
水と疎遠な関係になっちゃっているのが「疎水基」ということです。
そのまんまですね(笑)
そのせいで界面活性剤は、
例えば水と油の中を取り持ち、いろいろな働きをすることができます。
美肌を保つための洗顔においても
石けんをはじめとする界面活性剤が働いてくれているわけです。
美肌も結構…いやダイブ科学の世界が関係しているわけですね。
「頭が痛くなってきた」?
では今回はこのくらいにしましょう。
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